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東南アジアに位置する日本と同じ島国であるフィリピン共和国について、主要産業と経済に絞って解説します。

フィリピンの主要産業は農林水産であり、フィリピンで暮らす就労者のおよそ30%以上が農林水産関係の職場で働いています。

インドネシアなどと同じで、国土が大きい島や小さい島など様々な島々から形成されており、

農林水産業を活かすことのできる熱帯雨林の自然が数多く残っているためです。

また、近年には外国の大手資本によるアウトソーシングの対象国としても非常に注目を集め、従来の土着産業に加えてサービス業が急速な発展を迎えており、タイやシンガポール程ではないにしろ、経済的には緩やかに上昇しているのが現状です。

また、日系企業も数多く進出しており、アウトソーシング関連の企業などが多数です。

元々、日系企業はフィリピンを生産拠点や中継拠点として活用する傾向が強かったのですが、近年はフィリピンという国を一つの重要な市場として捉える企業も出てきています。

ファミリーマートなど日本でもおなじみのコンビニや、和民などの飲食関連の企業の進出も活発になってきており、日本とフィリピンの間での経済的な強まりが強化されていくでしょう。

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また、工業部品の製造拠点などとしても中国やベトナムと並んで重要な役割を担っています。特にフィリピンでは生産するだけでなく、生産した後でそのままフィリピンの現地で販売する体制も整いつつある企業も出てきており、そのために工業労働者用の団地も作られる等、インフラに深く関与しているところもあります。

そのため、地元で働くフィリピンの労働者にとっても日本の製造業は必要不可欠な存在になりつつあります。

フィリピンがここまで安定した発展を実現できているのは、世界経済に影響されにくい独自の経済体制を構築している面が強いところが挙げられます。

また、進出している企業の7割以上が黒字化に成功しており、内需拡大も見込まれているため、これからフィリピンのアジアでの影響力はより大きくなるでしょう。