フィリピンでの求人の中でも、大きな伸び率を見せているのが、このIT系やゲーム系の求人です。
日系企業でもいくつかの会社がフィリピンに拠点を置いていますし、他国のIT関連企業も支社を置いています。
シンガポールや中国を始めとする、アジア系の技術者が集まりやすい位置にあるということや、全体的に人件費が安い割にインフラが整備されているというのもポイントです。
さらに、都市部を中心にインターネットの整備やスマートフォンの利用が進んでいるため、国内での消費も見逃せないマーケットとなっています。
そのため、技術者を募集する求人が日本人向けにも多くなっている状況です。
IT系もしくはゲーム系の仕事に求められるのは、やはり実務経験とスキルになります。
どの企業でどんなプロジェクトをしてきたかが最も尋ねられる質問です。もちろん、ITスキルを証明する資格があるのであれば有利に働きますので、証明書などを面接の際に持参てもOKです。
職務経験が重要視されますので、今までの職歴、携わったプロジェクト、言語、システムに関する経歴書をまとめてアピールするのが一番効果的です。
デザイン系の仕事を求めているのであれば、ポートフォリオやまとめサイトを見せるのは必須。
この業界での求人の中には、単なるエンジニア・クリエイターとしての仕事だけでなく、プロジェクトマネージャーとしてグループを率いていくタイプの求人もあります。
その際には、PLやPMとしての経験が求められます。
SE・WEB屋は比較的好条件
フィリピンにおけるIT系もしくはゲーム系のエンジニアに対する評価は高いものがあります。
給与を見てみると、25万円から40万円くらいのものが多く、同国における他の業種の求人と比較しても高収入となることが分かります。
さらに、エンジニア系の仕事では残業が多く、休日が取りにくい傾向がありますが、契約でしっかりと休日の日数などを定めていて、快適な職場環境を提供することにしているところもあり、全体的に良い待遇となっています。